1954-03-19 第19回国会 衆議院 通商産業委員会総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会 第6号
さらに重油を利用する場合は、輸送、貯蔵が容易なこと、調節、後処理等の手数が省けること、品質が一定であること、ガス発生炉装置、微粉炭装置等の施設が不要となること等の大きな利点があり、これらによつて、あるいは人件費の面で、あるいは輸送費、設備費等の面で、多大の経費節減が行われ得るのであります。
さらに重油を利用する場合は、輸送、貯蔵が容易なこと、調節、後処理等の手数が省けること、品質が一定であること、ガス発生炉装置、微粉炭装置等の施設が不要となること等の大きな利点があり、これらによつて、あるいは人件費の面で、あるいは輸送費、設備費等の面で、多大の経費節減が行われ得るのであります。
これによつてみましても、ボイラーが非常に小さいものが多いことがわかります、ボイラーの種類といたしましては、微粉炭装置が二十九、ストーカーが二十八、そして微粉炭装置が設備總計といたしまして四十二萬八千五百キロ・ワツト、ストーカー設備がわずかに三萬七千キロ・ワツトであります。從つて大部分が微粉炭装置の設備になつており、機構が複雜化しておるために、補修がなかなか困難であるという原因になるのであります。